ジオソード暗黒惑星降下作戦
僕たちの特殊兵站支援機から 『感応安定剤』の
補給を終えた防衛科の女子たちが 次々と編隊を組んで
暗黒惑星大気に降下していくのを
ずっと窓から見てました
もうその時には ああ、
これでみんな帰ってこれないんだな、
と分かっていました
作戦上は帰投可能となってはいますが あの雲の下にはそんな理屈が
通用しない世界があるんだろうって 誰でも察しがついたんです。
でも僕たちには
どうすることもできなかった
ただ、 がんばれ!がんばれ!
と祈ることしかできなかったんです。
--兵站支援部隊員の手記より--