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宇宙基地喫茶店の窓がペラペラなのは銀河鉄道999と同じ理由



=FunBoxより転載=



ツイッターで、宇宙の放課後ティータイム回に出てくる

喫茶店の窓ガラスが薄いのは

SF技術ともギャグともとれるという疑問を頂いたので解説。


ズバリ

高天原基地にある純喫茶の窓がペラペラなのは

『銀河鉄道999』の窓がペラペラでも大丈夫なのと同じ理由です。




宇宙世紀の航宙艦や航宙機は

鉄砲の弾よりも遥かに早いスピードで移動しております。

逆に言うと宇宙に漂っている

あらゆる漂流物がそんなスピードで衝突してくるワケで

強力な鉄砲やら大砲で撃たれながら航行しているようなものなのです。


日本のSFアニメではその辺あまり描かれませんが

現実でも「宇宙デブリ」等と呼ばれ

その衝突事故は大問題となっております。


まして日常的に秒速10万キロに達するような速度で移動する劇中の宇宙機では

それを実体の装甲板で防ぐにはあまりにも非現実的であり

その辺の解決方法として

基地も船も航宙機も不可視のディフレクターシールド(バリアみたいなもの)

で守られているわけです。




こういうのは航宙艦でも通常は性質の異なる何層ものレイヤーシールドが

直近から遠距離まで展開していて、そういうデブリや敵の攻撃を防ぎます。

それが宇宙基地レベルなんかになるとそりゃもうガチガチの安全性です。


またそういった『防壁』の他に

物体そのものの強度を上げる『状態補強フィールド』等と呼ばれる

『力場』も適宜使用されますので、一見弱そうな材質に見えても

見た目通りの強度であるかどうかはまた別の問題なのです。




あと他にも、開口部に出入り自由な気密の壁である

『与圧バリア』が設置されていたりします。


オカミキは、そういう技術レベルの世界ですので

人が地上服でくつろぐようなエリアでは

空気が漏れるような心配は早々ありません。

という塩梅で大丈夫なのです。




ではまた。ヽ(・д・)ノ







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